載輪宝鬼瓦、「能」字文軒丸瓦、「能」字文鳥衾瓦、焼瓦(本能寺跡出土品の内) 京都市蔵
【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(一)安土城
展示番号88-91番
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(一)安土城
展示番号88-91番
原さん
これらは本能寺の発掘品で、大輪宝鬼瓦、「能」字文軒丸瓦、焼瓦の3つです。本能寺のあった所で三箇所くらい発掘して出てきたものです。本能寺は、現在の寺町がある方ではなく中京地区にある本能寺町という場所で、マンション建設の時に一部出てきました。
おいでよ天下人の城展
建築中に偶然見つかったんですか。本格的な調査はしていないんですか?
原さん
全面発掘はできていませんが、部分的には出土されているんですよ。
かつての本能寺は北を六角通、南を蛸薬師通、東を西洞院通、西を油小路通で囲まれた敷地と推定されていて、発掘調査により東端と南端が確定しました。
この時の発掘の成果では、焼けてるのはごく一部のところだったことがわかります。
また「「能」字文軒丸瓦」ですが、本能寺の「能」は「能」という表記ではありませんでした。
「能」の字の右側のヒは「火」に通じるため、縁起が悪いとされて忌み嫌われ、独特の「のう」という字を書くんです。
かつての本能寺は北を六角通、南を蛸薬師通、東を西洞院通、西を油小路通で囲まれた敷地と推定されていて、発掘調査により東端と南端が確定しました。
この時の発掘の成果では、焼けてるのはごく一部のところだったことがわかります。
また「「能」字文軒丸瓦」ですが、本能寺の「能」は「能」という表記ではありませんでした。
「能」の字の右側のヒは「火」に通じるため、縁起が悪いとされて忌み嫌われ、独特の「のう」という字を書くんです。
おいでよ天下人の城展
それってどういう字ですか?
原さん
口で言うのはたいへん難しいので、展示を見に来てください。
他の見どころとして、「焼瓦」も注目です。 京都市考古資料館さんに行った時、ちょうど展示中でしたが運良く貸していただけました。この焼瓦も最新発掘になりますね。 ぜひ御覧ください。
他の見どころとして、「焼瓦」も注目です。 京都市考古資料館さんに行った時、ちょうど展示中でしたが運良く貸していただけました。この焼瓦も最新発掘になりますね。 ぜひ御覧ください。
▼「能」の字の参考サイト
本能寺サイト
本能寺の縁起ページにも同様の説明あり
次は【92】「太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光」今回の展示品で唯一の国宝!(8/6まで)
【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(一)安土城
展示番号88-91番
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(一)安土城
展示番号88-91番