7/15~9/10開催の企画展「天下人の城」(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)について徹底リポート!

「天下人の城」〜徳川美術館応援団〜

展示紹介

【185】名古屋城旧二之丸御殿釘隠 二の丸御殿の様子を伝える数少ない遺構

更新日:

【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第5章 東海の要衝(本館7室②)
(一) 名古屋築城
展示番号185番

原さん(小久ヒロ・絵)

こちらは名古屋城の二之丸御殿の装飾金具です。
二之丸御殿の本来の尾張藩の政庁の遺物として展示をいたします。

釘隠という名称になっていますが、これは御殿の柱や長押を飾った八双金具だと思われます。
本丸御殿の金具と同様、精緻な金工を施した金具で、科学分析の結果、純度の高い銅に金鍍金を施した造りであることがわかりました。

とはいえ、本丸御殿の現存する金具と比べても遜色のない造りで、二之丸御殿も御三家筆頭の家格に相応しい絢爛豪華な建物であったことがわかります。

ちなみに二之丸御殿もかつて絢爛豪華な御殿ではありますが、普段使いのお役所みたいなものですから、残されることはなかったのです。それで明治6年に壊された時、ほとんど遺物が残っていないなかで、誰かが釘隠しというか八双金具を持ってて保管していたのです。

現在としては、わずか数点しか残らない貴重なものとなっているんですね。

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