大坂城図屏風 大阪城天守閣蔵 前期(8/15まで)のみ
【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第2章 巨大城郭の時代
四 金箔瓦の荘厳(本館7室①)
(二)大坂城
展示番号110番
第2章 巨大城郭の時代
四 金箔瓦の荘厳(本館7室①)
(二)大坂城
展示番号110番
おいでよ天下人の城展
大坂城図屏風!大坂城がアップになった絵で、よく見るものですね。こんな感じの屏風になっていたんだ。
原さん
大坂城を描いた最古の絵画作品です。本来は六曲屏風でしたが、現在は二曲しか残っていません。
おいでよ天下人の城展
天守など重要な部分が残っていてよかったです。
原さん
左扇には五層の天守と左端に極楽橋、天満橋の一部が描かれている。右扇は四天王寺が描かれており、これらは距離が離れていることから図柄は繋がっていないと考えられています。元は大坂城を中心とした大坂の名所図だった可能性があります。
おいでよ天下人の城展
極楽橋?
原さん
望楼を持つ廊下橋形式の極楽橋は、文禄五年(1596)に造られ、慶長五年(1600)に秀吉の霊廟として建立された京都・豊国廟に移築されている。
そのためこの屏風は一五九六?一六〇〇年の間に描かれたものであり、秀吉が生きていた頃の大坂城を描いた最古のものとされている。
おいでよ天下人の城展
極楽に行けるくらいの橋ってどんな橋だったのでしょう?
原さん
今回、復元したイラストを出します。
ドン!
おいでよ天下人の城展
すごい、迫力!富永画伯すごい
原さん
豊国廟を解体した際に、滋賀県の琵琶湖にある竹生島に極楽橋の遺構の一部を移築されたと伝わっており、竹生島神社にある国宝の唐門がそれにあたるのではないかといわれています。
次は【111~115】大坂城出土金箔瓦 太閤秀吉の「大坂城」を彩ったゴールドな屋根瓦へ
【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第2章 巨大城郭の時代
四 金箔瓦の荘厳(本館7室①)
(二)大坂城
展示番号110番
第2章 巨大城郭の時代
四 金箔瓦の荘厳(本館7室①)
(二)大坂城
展示番号110番