【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第5章 東海の要衝(本館7室②)
(一) 名古屋築城
展示番号165番
第5章 東海の要衝(本館7室②)
(一) 名古屋築城
展示番号165番
この書状は二代将軍秀忠が義直(右兵衛督)に与えた尾張国一円の領知判物です。
尾張藩はこの尾張領知状一通だけで、尾張藩260年の歴史を徳川家に保証してもらうことになる、尾張藩にとって一番重要な古文書です。
この時点でまだ検知が済んでいないため石高が書かれていませんが、この直後に検知が終わり47万石強と算定されます。
後に、美濃や知多等を合わせて61万9千五百石となりますが、この書状以降、領地判物は一切発給されずお家にとって何よりも大切な古文書として現在まで伝えられており、久々に本物を出します。
判物:上位者が花押を据え下位者へ宛て出した文書のこと所領の宛行や安堵など公的な場合に発給され、私的性格の強い書状に対置される。
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【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第5章 東海の要衝(本館7室②)
(一) 名古屋築城
展示番号165番
第5章 東海の要衝(本館7室②)
(一) 名古屋築城
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