豊臣秀吉画像模本(徳川美術館像、原本:愛知県一宮市・妙興寺蔵) 前期8/15まで
【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(二)大坂城
展示番号97
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(二)大坂城
展示番号97
おいでよ天下人の城展
96の木像につづいて秀吉の肖像画ですね。
原さん
一宮市の妙興寺さんが原本を持っております秀吉の画像の模写です。模写したのは先程も出てきた当館の学芸員で日本画家の桜井清香さんです。絵画そのものからずれて、秀吉の風貌について、ルイス・フロイスの記述を紹介します。
おいでよ天下人の城展
フロイスは信長にも実際に会ったことのある外国人宣教師ですね。
原さん
フロイスは秀吉をどう見ていたかと言うと…優秀な武将であるということは一応評価しているんですけれど、身長は低く気品に欠け醜悪な顔であったと書いてある。猿かどうかは別にしても醜悪な顔であったと。 さらに、よくピックアップされる記述ですが、片手の指が6本あったと書いてある。
おいでよ天下人の城展
多指症であると書いてあるんですね。
原さん
実際に残っている肖像画が果たしてどこまで実際の秀吉と似ているのか。実際はどんな顔かはわかりませんけど、醜悪な顔だったと評価されるぐらいだからそういう人だったのかもしれないです。
おいでよ天下人の城展
蓬左文庫の展示室で見た【87】の信長のおね(秀吉の妻)宛では「はげねずみ」と書いていますから、どちらにせよイケメンではなさそうですね。それでも女性にモテモテ、武将にモテモテなのですから、どれだけ魅力的な人だったのか、本人を見てみたいものです。
次は【98】賤ヶ岳合戦図屏風 信長亡き秀吉の野望への1歩!賤ヶ岳の戦いでライバル柴田勝家を倒す
【展示場所】(場所・番号などは変更されている場合があります)
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(二)大坂城
展示番号97
第2章 巨大城郭の時代 四 金箔瓦の荘厳(本館7室1)
(二)大坂城
展示番号97