徳川美術館で8月11日(祝)、丸島和洋さんの読売新聞特別講演会「天下人と戦った武田と真田」が開かれました。
丸島先生は、昨年の大河「真田丸」の時代考証を担当し、ツイッターで歴史背景を詳細に説明(現在、ツイッターアカウントはありません)してくれたことで知られています。
今回、天下人の城展では、真田丸や信繁関係の貴重な史料が展示されることもあり、講演会が実現しました。(自筆書状は8月16日から)
さらに、サプライズの「第2部」では、100年ぶりに原本が発見された真田昌幸の九度山時代の書状が公表、参加者のみなさんの前で丸島先生が鑑定するというびっくりな展開に、多いに盛り上がりました。
長野県の地元新聞「信濃毎日」は記者が来訪して取材してくれました。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170812/KT170811FTI090011000.php
真田昌幸、九度山からの書状原本見つかる
1600(慶長5)年の関ケ原合戦後、信州上田から九度山(和歌山県)に配流された戦国武将真田信繁(幸村)の父昌幸が、嫡男信之の家老木村綱茂宛てに出した書状の原本が、約100年ぶりに見つかった。手紙などを送ってくれた国元の家族にお礼を伝えるよう求めている。慶応大非常勤講師の丸島和洋さん(39)=日本中世史=が11日、名古屋市内で鑑定し、原本と確認した。墨の濃淡などから「昌幸自筆の書状の可能性がある」としている。