2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証者の一人、丸島和洋・慶応大非常勤講師が、「天下人の城」展の応援団に参加してもらえることになりました。
丸島さんといえば、↓(下)のように、ドラマが終わるたびに詳細な時代背景をツイートしてくれた方として、真田丸ファンにはおなじみの方です。
【真田丸】最終回 時代考証の丸島和洋氏による解説 「日の本一の兵」。夏の陣後、島津家久が国許に送った書状にあることばです - Togetterまとめ
今回、とある応援団の方の縁があって、丸島さんの応援団参加、さらに8月11日午後1時半から徳川美術館で講演会をしていただきます(詳細は後日発表されます)
なぜ徳川美術館の天下人の城展に?
みなさんも記憶があるかもしれませんが、
昨年10月に真田信繁の直筆文書が「再発見」されたというニュース
覚えているでしょうか。
「再発見された真田信繁自筆書状」(星海社のHP)
http://ji-sedai.jp/series/research/065.html
この話題となった直筆文書が、天下人の城展に出展されるのです!
大坂に入る前の信繁の貴重な書状は徳川美術館のある東海地方(三重県)で見つかりました
今回、そうした縁で応援団に入れてもらいました
ひとつの見方として、紙の大きさや質を見比べてみると面白いでしょう
天下人の使う紙がどれだけ立派で大きいか。一般の大名や武士のものと比べると発見があると思います
影写本(精密な模写)でしか見たものの現物が見れるのですから
尾張の周辺の勢力に関する資料はなかなか見ることができないものも多くとても貴重な機会です
・徳川美術館の特別展「天下人の城-信長・秀吉・家康-」2017年7.15 (土) ~ 9.10 (日)
織田信長の居城の変遷を軸に、秀吉・家康へと繋がる天下人の系譜をたどりながら、三人に関わる城や武将の遺品・史料の紹介を交えつつ、天下の名城として名高い名古屋城の歴史と構造と魅力に迫ります。特に名古屋城天守台を築いた秀吉恩顧の武将・加藤清正について、徳川美術館に遺されるゆかりの品々を通して、その生涯を垣間見ます。